2016.02.25 | Comments(2) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

城生野神楽「岩戸開き」@第26回ころもがわ神楽まつり

さて、本日は第26回ころもがわ神楽まつりから城生野(じょうの)神楽さんの岩戸開きについてです。

その前に、城生野神楽さんの由来について定本より

「嘉永年間(一八四八)富野城生野の富助が岩手県西磐井郡萩荘村市野々、自鏡山の山伏神楽を習得した。後部落の若者達に指導して城生野神楽を創設した。
以来城生野神楽は、山伏神楽の正統を保っているので宮城県北の神楽の総元締である。
初代庭元千葉幸之進、現在の庭元加藤義勝は五代目である。
昭和三六年一一月、築館町の無形文化財に指定されている。」

とあります通り、幕末に自鏡山の法印神楽を習得して以来、明治中期に阿久戸神楽に伝承したのを初めに、栗原地方の十数団体に神楽伝授を行なってきた団体であります。現在の代表は佐藤安美さんです。

この日の胴は佐藤正行さんです。



幕出し歌から始まります 
〽 センヤーハー 神々はホー  天のや岩戸押し開くホー 押し開くホー

天の岩戸開きですので、最初に天児屋根命が出て厳かに岩戸籠もりの由来を説きます。
翁舞の真骨頂ですね。(客席の後方では、息子さんが「パパがんばれー」と声援を送っていましたよ)

DSC06663.jpg

そして、天児屋根命の呼びかけにより、神々が現れます。

天竹結尊が七五三切りの縄を戴いて現れます

DSC06667.jpg

次に月読尊が各山々の金を掘り出して鏡を作り出し、岩戸の前に掲げます

DSC06670.jpg

岩戸の前の準備が整ったところで、天宇受売尊が出て、車扇で一舞

DSC06678_20160225210604ecf.jpg

岩戸の前の賑やかさに、天照大神が岩戸を少し開いたところで、天手力男尊が出て、豪力で岩戸を海中に放り投げます。
(天手力男尊は高校生が演じています。頼もしいね)

DSC06691.jpg

めでたく岩戸が開き、天照大神が出現した所で千代の御神楽となります。

DSC06701.jpg

最後は装束を改めての崩し舞です。

DSC06705_20160225205033e52.jpg

動画でどうぞ。

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テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2016.02.25 |

コメント:

さすが城生野神楽さんの崩し舞ですね。
鶏舞もですがすばらしいです。

2016-02-25 木 22:01:37 | URL | 義経 #- [ 編集]

Re: タイトルなし

義経様 いつもコメント頂きありがとうございます。
城生野神楽さんはスピード感のある御神楽ですね。
しかも、途中でピタッと止まる部分は、山伏神楽を思わせます。



2016-03-10 木 22:20:45 | URL | 祭りの追っかけ #- [ 編集]

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