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2015.10.10 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

赤谷神楽 鞍馬山の牛若丸@東北神楽大会

さて本日は、赤谷神楽さんの鞍馬山の牛若丸についてです。

その前に、赤谷神楽さんの由来について

「明治二六年、鈴木築吉が庭元となり岩手県西磐井郡花泉町、上油田神楽の佐藤和三郎師匠の指導により、橋向神楽を創設する。
昭和二六年、工藤文市が庭元となり内容の充実を図り、赤谷神楽と改称した。
初代庭元鈴木蕊吉、現在の庭元工藤貞夫は五代目である。」

ということなそうです。現在の代表は小野寺和夫さんです。

胴取は、いつもの迫力ある工藤貞夫さんです。



で、演目ですが、牛若丸が鞍馬山で天狗から兵法を修得する場面です。

ちなみにこの日は、宍戸さんが若人の部で表彰されました。おめでとうございました。

DSC04384_2015100820571492c.jpg

さて、牛若丸は夜な夜な鞍馬山を駆け巡り修行をしていましたが、そこへ愛宕山の太郎坊と熊の山の次郎坊が現れ、剣術の指南をするということになりました。

太郎坊です

DSC04392_20151008205733ed6.jpg

次郎坊です

DSC04393.jpg

牛若丸と天狗の試合がこの神楽の見どころです。

DSC04394.jpg

さて、騒ぎを聞きつけた大天狗が何事かと仲裁に入ります。
〽 おう鎮まり給え 鎮まり給え 穏やかによー 

  この大天狗に任せ給えやのー
   これよりは抜いたる刀を納め千代の御神楽を舞いさすればのー

DSC04402_20151008205739b9e.jpg

 という訳で、めでたく御神楽で舞い納めます。

DSC04407.jpg

動画でどうぞ。

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テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2015.10.10 |

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祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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