大崎八幡の能神楽 小弓遊び
さて、本日は大崎八幡の能神楽の小弓遊びについてです。
小弓遊びの舞は、八幡舞に相応するもので二人の少年による相舞となっています。
扇と弓を持って出て、床に扇と弓を置くと手で刀印を結びながら「くよう」の型で舞う。
本田安次の陸前浜の法印神楽本では男面をつけてとあるが、この日は二入とも白尉面であった。
拍子が切れ拍子に変わると弓と扇を持って回りながら、後ろ腰にさした矢を弓につがえて、弓を放つような所作をする。
最後に、お互いの弓の両端を手で持って(違い弓と呼ぶ)向かい合わせになって回る。
ひよっとして、この所作は二人で弓を使って刀潜りのように舞った痕跡を留めているのでは・・・と思案したりする。
動画でどうぞ。
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