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2024.03.31 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

富沢神楽「安倍の保名搦め捕われの場」@2024第36回一関民俗芸能祭 

さて本日は、2024年3月10日に行なわれた第36回一関民俗芸能祭 から富沢神楽で安倍の保名搦め捕われの場です。

富沢神楽の由来については定本から

「明治二○年頃、蕎麦沢の佐藤林之丞が庭元となり、西磐井郡金沢村飯倉神楽の小野寺忠七師匠(飯倉から真滝小林に婿養子に来た人)を招き、部落の若者達に神楽の指導を行ない富沢神楽を創設した。
明治時代、初期の人達が二期、三期と舞人の養成を図ったが大正初期に絶えた。
昭和三年、佐藤民治が発起人となり佐藤甚之助が庭元となり、飯倉神楽より高橋衛師匠を招き佐藤民治と共に神楽の指導を行ない、富沢神楽を再興した。
初代庭元佐藤林之丞、二代三代佐藤甚之助、四代佐藤利男、五代千葉清人、六代佐藤登である。」

とありますが、現代の代表者は佐藤徹さんです。



安倍保名が出てくる説話は、古浄瑠璃の信太妻が原典で、摂津阿倍野の武士。 和泉の信太森で陰陽師芦屋道満の弟石川悪右衛門におわれた狐を助ける内容となっている。

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演目の安倍の保名捕らわれの場は、信田明神に参詣した安倍保名が祝宴の幔幕を張っていると一匹の白狐が助けを請うて飛び込んできたので、心優しい保名は狐を自陣の幔幕の内に隠します。

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するとそこへ石川悪右衛門が狐を追ってきて、白狐の行方を尋ねますが、それに応じない保名に対して縄を掛け、あくまで白狐を出せと迫ります。

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事の始終を見ていた白狐は、礼盤上人に身を替えて悪右衛門に仏の道を諭して、保名の縄目を解きます。

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白狐は自らの本性を現し、保名に命を助けられた恩返しをする件を語り始めます。
白狐が去った後に、保名は自らの太刀傷を恥じて、傷を癒やすべく巌の滝へと養生に行くことにします。

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動画でどうぞ


テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2024.03.31 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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