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2024.03.30 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

達古袋神楽「宝剣納め」@2024第36回一関民俗芸能祭 

さて本日は、2024年3月10日に行なわれた第36回一関民俗芸能祭 から達古袋神楽で宝剣納めです。

その前に、達古袋神楽の由来について定本より

「明治二年の火災で記録を失ったので資料はないが伝える所によれば、八幡神社は田村麻呂公の勧請といい、康平五年(一○六二)八月一五日再建の棟札もある。
八幡山常学院は、京都本山派の相模坊が、文明一○年(一四七八)開設し、古くから八幡神社の奉納神楽として法印神楽が舞われて来た。
なお弘化年代(一八四四)に神楽も盛んになり、明治以降には、胆沢地方、宮城県北、栗原郡、玉造郡等にも伝えられた。
明治以前は常学院が宮元となり指導に当ったが、以降の歴代師匠は、明治一一年小野寺伊三郎、明治二○年阿部徳太郎、明治二五年小岩勝蔵、明治三○年小岩利右エ門、小岩彦三郎、大正九年~昭和三八年まで阿部長治、以降阿部孝が指導に当り後継者の養成に当った。」

とあります。

現在の代表は小岩恭一さんです。



さて、達古袋神楽さんの宝剣納め、初見です。というか、久々の上演だったのではないでしょうか。

素戔嗚尊が八俣の大蛇退治により手に入れた宝剣「天叢雲剣」を熱田神宮に奉納にきます。
力みの十分に籠もった責舞です。

20240310110040IMG_1932.jpg

続いて磐長姫変化の登場ですが幕だし唄で舞い出ます

〽 センヤー 熱田の宮へと急ぎ行く ヨヨサー ヨヨサー

20240310111334IMG_1935.jpg

磐長姫変化が、身を変えて宝剣を盗み取ろうとしましたが、天照皇大神の宝鏡に己の醜い姿が映ったことに気づき、宝剣を盗み取って海の底へと逃げてゆきます。

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時は移り、日本武尊が熱田神宮に参拝すると素戔嗚尊が納めたはずの宝剣が無いことに気づき、定めし悪鬼の仕業に違いないと悟り、悪鬼を追い詰めに急ぎます。

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ところでここで神楽蘊蓄ですが、この宝剣納めに関する演目は日本武尊が奪い返すまでが南部神楽本来の演目内容ですが、近年は神楽大会や祭りでの上演などで時間の制約があったりして奪い返す場面が省略され加減です。ですので、達古袋神楽は本来の芸態をしっかりと演じていて貴重です。

20240310112622IMG_1947.jpg

ということで、宝剣を奪い返します。

20240310112913IMG_1950.jpg

動画でどうぞ

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2024.03.30 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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