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2024.02.23 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

平形神楽「金売り吉次 鏡の宿受難の場」@2024結成記念くりはら神楽まつり

さて本日は、2024年2月11日に行なわれた結成記念くりはら神楽まつりから平形神楽で金売り吉次 鏡の宿受難の場です。

その前に平形神楽さんの由来について「栗原伝統伝承芸能記録保存」から引用します。

「昭和24年1月平形地区(栗原市金成津久毛)の有志が集い、渡邉章一氏を庭元に平形神楽を結成した。そして築館城生野神楽の二階堂清一郎氏を師匠に招聘し、黒沢流南部神楽を習得して活動を行っていた。
しかし、会員の高齢化や後継者難等により解散の止むなきに至った。(昭和38年)
そこで、平成12年2月地元の有志が話し合い、この神楽を再興し保存伝承すべく平形神楽保存会を結成、地元の神楽師の方々の指導を受けながら練習を重ね、現在地区の秋祭りやイベント等に参加するなど活動を展開している」

ということです。現在の代表は高橋隆光さんです。



さて、牛若丸金売吉次鏡ヶ宿の場ですが、これは義経記等にも記された、源義経の東下りの一節で、近江国鏡ヶ宿で金商人の三条吉次との出会いの物語です。
奥州へ財宝を運ぶ途中の吉次一行を盗賊の熊坂長範が襲いますが、これを偶々同宿していた義経が加勢して退治し、共に奥州の藤原秀衡の元へと道行するわけです。義経はここで牛若丸から元服したとされ、吉次を烏帽子親とする伝説もあります。

尚、このくだりは奥浄瑠璃の「熊坂長範」にも脚色された演目があり、正に丁々発止の大活劇となっています。

みちのくの長者金売り吉次が鏡の宿に宿を取ると聞いて強奪をは図る熊坂長範です

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そこへやってきた金売り吉次の一行

吉次

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吉内

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そして遅れてやってきた道化の吉六

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吉次一行が鏡の宿で吉姫に一晩の泊まりを願い出ます。

ところでこの演目では触れていませんが、盗賊の熊坂長範には手先の女がいて、財宝を持った吉次たちが泊まったことを知らせるくだりが奥浄瑠璃などに出てきます。

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そこへ騒ぎを聞きつけた牛若丸が割って入り、熊坂長範を討ち取ります。

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牛若丸と金売吉次はお互いに名乗り出て、共に奥州平泉を目指して行きましょうとなり、めでたく千代の御神楽とあいなります。

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テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2024.02.23 |

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祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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