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2023.10.09 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

上町法印神楽「初矢」@2023稲荷神社例大祭

さて本日は、2023年10月8日に行なわれた稲荷神社例大祭から上町法印神楽で初矢です。

演目紹介に行く前に上町法印神楽の由来について

「上町法印神楽」の起源について江戸時代中期以降に法印が集って神楽を行ったという記録が見えます。
ちなみに神楽を行っていたのは

豊里町大曲の喜学院(佐々木家)
豊里町上町の宝壽院(土肥家)
米山町後小路の大善院(鵜木家)
  〃    福壽院(遠西家)
米山町桜岡の定学院(菅原家)
米山町猿ケ崎の地蔵院(榊山家)
米山町善王寺の五大院(豊原家)
米山町八軒小路の定泉院(豊原家)
登米町寺池の大宝院(春日家)
登米町針田の南光院(田村家)

であり、登米十法印が神楽組を組織し「北流古代御神楽」として各神社の祭典において演じられてきたというものです。

また、明治33年に稲荷神社の神官である土肥豊穂によって書かれた「神楽日記」の内容が、志津川町の「戸倉本」や気仙沼の「気仙沼本」と全く同様であることなどから、当時においてすでに交流があったものと思われる。

ということです。現在の代表は酒井政隆さんです。



この初矢は浜神楽では本式倭舞三番の次で、最初に必ず舞われるもので、祓い清めの舞といわれている。
また神楽を習い始めた者が基本的な足踏みや手次等を習得するためのものとのこと。
また、初矢は、天御中主尊が天から降臨し、日本の国土を切り開いた様を説く神楽とされています。

20231008131553IMG_8527.jpg

また、初矢は他の神楽組では伊弉諾・伊弉冊が国産みの後に土の神、水の神に続いて生んだ木の神の舞とされています。
木の神「句句廼馳」の尊の舞で、久々とは草木ががすくすくと伸びる様をいうことから、万物の初めに芽生える貌を表現したものという。

20231008132539IMG_8531.jpg

各神楽組で神々の解釈に相違があるようですので、参考までに記載します。

雄勝、牡鹿  国常立尊
本吉代々、女川   句句廼馳命
上町、雄勝、寺崎  天御中主尊

20231008133129IMG_8534.jpg

動画でどうぞ


テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2023.10.09 |

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祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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