大森神楽「一の谷」@2023第48回胆江神楽大会
さて本日は、2023年8月19日に行なわれた第48回胆江神楽大会から大森神楽で一の谷です。
その前に大森神楽の由来について
「大森神楽は昭和45年7月、当時の衣川村立衣川小学校大森分校教諭の佐々木久雄(直木賞作家、三好京三)氏と当時衣川村の教育長で大原神楽の師匠、小坂盛雄氏が中心となり、分校の児童に神楽を伝授したのが始まりである。その後学校教育と関わりあいながら活動し、児童全員に踊り伝えられてきた。平成10年3月に大森分校が閉校になり、保存会としてスタートした」
とあります。現在の代表は佐藤吉訓さんです。
この日の寄せ太鼓は大森神楽の担当でしたので、久々に佐藤吉訓さんの撥車を拝見しました。
相変わらずの技巧です。
平氏は一の谷の戦いで源氏に敗れ、船で西国屋嶋へ落ちていく。
しかし、 一 門中悲劇の主人公平敦盛は、 家宝の巻物と青葉の笛を戦場に忘れた事に気づき 引き返したため、船に乗り遅れてしまう。
そこを源氏の荒武者熊谷直実に見つ かり戦いに至る。
優勢となった直実は首をはねようとするが、敦盛が16歳の若武者であまりに も美少年なのに驚き助けようと試みる。
しかし、その様子を見ていた平山武者所に咎められ、やむなく泣き泣き首を刎ねる。
罪を悔いた直実は法然上人のもとで出家し、敦盛の菩提を弔う決心をするのでした。
動画でどうぞ
