湧水神楽「三番叟」@2022躍進みやもり祭
さて本日は、2022年10月2日に行なわれた躍進みやもり祭から湧水神楽で三番叟です。
湧水神楽の由来については次のとおり
「遠野市宮守町達曽部湧水地区に伝わる神楽。五拍子で多少テンポが速いのが特徴。昭和7年に花巻市大迫町外川目の合石神楽を師として成立した。
もと早池峰岳系であったが、明治期に衰退後大償流を取り入れた。その後一時絶え、再び合石神楽に教えを受けて復活した。
昔は近隣の遠野市附馬牛町や花巻市大迫町内川目、外川目にも門かけしたという。
中斉駒形神社例祭、達曽部八幡神社例祭、神倉神社例祭等に奉納している。」
ということです。
幕出し唄は
〽 吉が野に吉が野に日は照るとも常に絶えせぬ 鳴る滝の水
キレのいい三番叟です。
話はそれますが、遠野文化研究センター刊「遠野の郷土芸能」に掲載されている湧水神楽の由来にこんな記事があります。
「・・・大迫町内川目の合石神楽から昭和7年に炭焼きに来ていた人に教えられて成立した。当時各村では戦場に神様が出征されることが多く、.ここでもその神送りをしなければならなくなって始めた・・・」とある。
なんということか、戦況が思わしくなくなった大本営は地方から神様まで招集したということか。正に罰当たりな行為だ。
達曽部八幡様は戦後無事にお還りになったのだろうか?
最近の国際情勢や日本政府の動きも似たような・・.
いずれ旧宮守村達曽部の神楽 神倉神社に奉仕する湧水神楽でした
動画でどうぞ
