日高火防祭2023「儀礼的な事編」@2023奥州市水沢日高神社祭礼
さて本日は、2023年4月29日に拙者地元の奥州市水沢市街地にて行われた日高火防祭についてです。
コロナ禍にあって3年中止となったので、実に4年ぶりに祭り屋台を繰り出しての開催となりました。
やっぱり祭りはいいなぁ~。
ということで、今年の日高火防祭は姪の子どもたちも搭乗するということで、そのビデオ係を兼ねての祭り見物となりました。
そして、本日は祭り本来の中核である神事・儀礼的な事に視点を据えて見たいと思います。儀礼的な事編です。
祭り当日の朝に、各祭り組の年番長が日高神社に参拝し、神事の後に火防祈願の御守札を受け取る儀礼があります。
神事のあと各祭組の年番長は受け取った御守札を持ち帰り、囃子屋台の棟に納める。
この御守札を付けてはじめて屋台を運行できるようになるので、大変重要な儀礼ではあります。
日高「火防祭」の最重要な部分です。
次に祭組のうちでも「六町」という、日高火防祭発祥当時からの祭組、つまり江戸時代の水沢町内の六町が繰り出す「打ち囃子」と火消し組の象徴である「丁印」が日高神社に参拝します。
この打ち囃子については後日詳述します。
そして水沢火消組(消防団)の参拝と、纏振りの奉納があります。
そして神事が滞りなく進むと、いよいよ祭り本番となります。
囃子屋台が水沢中心街を練り歩きますが、現在の横町まちなか交流館前(旧メイプル)に安置された祭りの始祖である佐々木佐五平像には各祭組が拝礼します。
往昔の記録によれば、この佐々木佐五平は水沢藩の依頼を受けて、江戸町火消の心意気を学んで帰ったという。
そういったことなどから、日高火防祭の動画を見てください。
動画でどうぞ
