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2023.04.09 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

白浜神楽「義経 東下り道行」@2023第20回いわい地方民俗芸能祭

さて本日は、2023年3月26日に行なわれた第20回いわい地方民俗芸能祭から白浜神楽で義経 東下り道行です。

その前に、白浜神楽さんの由来について定本より

「昭和45年1月、栗原善三が庭元となり、宮城県栗原郡栗駒町、栗駒神楽佐藤佐吉師匠と花泉町大門神楽の菅原誠師匠の指導のもとに、白浜神楽を創設した。
初代庭元栗原善三で現在に至っている。」
とありますが、現在の代表は千葉良夫さんです。



さて、演目の「義経東下り道行」は京都鞍馬山を出奔した牛若丸が奥州平泉の藤原秀衡公のもとへと赴く道すがらを甚句風に歌い上げながら進める異色の脚本です。さすが白浜神楽さんならではといった見どころ聞きどころ満載でした。

牛若丸です

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牛若丸の手引となる金売吉次

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それと、その弟吉六 背中に背負うのは・・・

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「わだしゃ吉次のしゃでっこで吉六と申すもの この妖怪アマビエを背負って 村々のコロナ退散を祈って参る」

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さて白河の関を越えた牛若丸一行が進む様子を神楽に仕組みます。
福島県白河から岩手県平泉までの各宿場町を唄に織り込んで歌い上げます。.

白河から始まり、名取、仙台、古川、築館、一関そして平泉
牛若丸役の阿部良さんの名調子が旅情を誘います。

平泉に着いた牛若丸一行を藤原秀衡公が出迎えます

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動画でどうぞ

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2023.04.09 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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