行山流舞川鹿子躍「女鹿子隠し」@2023第18回いわい地方民俗芸能祭
さて本日は、2023年3月26日に行なわれた第18回いわい地方民俗芸能祭から行山流舞川鹿子躍で女鹿子隠しです。
その前に行山流舞川鹿子躍の由来について
「行山流鹿踊の始祖伊東伴内持遠が宮城県本吉郡水戸辺村に勤仕していた折に配下の者の心得として伝えた鹿踊が、次第に周辺集落にも伝承され、今の岩手県内で最初に伝承されたのが六代目相川村馬洗淵の吉田猪太郎だった。その吉田猪太郎を基点として一関地方から胆沢地方に広く伝授され、岩手県南部の太鼓系鹿踊の元祖的位置にある。」
で、現在の代表は橋階敏男さんです。
女鹿子隠しは、太鼓系ししおどりでは定番の役舞ですが、その芸態は様々で、信仰や儀礼といったこととは違い、祭りなどに集まった民衆の楽しみに応えるべく工夫された演目といえる。
側鹿が雌鹿を連れ立って隠したのを、牡鹿が探して歩く。
牡鹿と側鹿が牝鹿をめぐって乱闘を繰り広げる様子が獣的に表現されていて、迫力ある中にもユーモラスな演技が楽しい。
舞川鹿子躍さんの出演情報です。
4月23日(日)10:30より一関市舞川字原沢の菅原神社にて褒め歌唄上げ
また、11:30より一関文化伝承館にて合同演舞会、伊藤流行山鹿踊との交流
動画でどうぞ
