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2023.03.24 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリシシ踊り

行山流舞川鹿子躍「三人舞」@2023第35回一関民俗芸能祭

さて本日は、2023年3月12日に行なわれた第35回一関民俗芸能祭から行山流舞川鹿子躍で三人舞です。

その前に行山流舞川鹿子躍の由来について

「行山流鹿踊の始祖伊東伴内持遠が宮城県本吉郡水戸辺村に勤仕していた折に配下の者の心得として伝えた鹿踊が、次第に周辺集落にも伝承され、今の岩手県内で最初に伝承されたのが六代目相川村馬洗淵の吉田猪太郎だった。その吉田猪太郎を基点として一関地方から胆沢地方に広く伝授され、岩手県南部の太鼓系鹿踊の元祖的位置にある。」

で、現在の代表は橋階敏男さんです。




舞の前半部は儀礼的な「前庭踊」です。

鹿唄は
〽 今年の稲穂は 八穂で八石

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続いて、狂い踊りの「三人舞」です。


〽 春駒は庭の桜につながれて 駒が勇めば 花は散りそろ
  会津中山越しかねて つまを揃え 勇む駒かや

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廻り鹿の子

舞川鹿子躍さんでは、装束を自分たちで製作したり、多方面から踊り手が継承に参加しやすい場の設定をするなど躍進的な取り組みを続けています。

20230312145804IMG_4141.jpg

引き羽の陣立てもかっこいいです。
これからの活動展開も楽しみです。

20230312150132IMG_4144.jpg

動画でどうぞ

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2023.03.24 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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