達古袋神楽「白翁の舞」@2023第35回一関民俗芸能祭
さて本日は、2023年3月12日に行なわれた第35回一関民俗芸能祭から達古袋神楽で白翁の舞です。
南部神楽での翁舞は、神楽の初めに神降ろしと神楽座の場を浄める舞として位置づけられている。
また、八百万の神を招き入れ、民族の平和と繁栄を祝福し、万民の平和と健康を祈り、神事や祈祷をする舞といわれている。
舞の内容は山伏神楽の翁舞を踏襲しているようです。所作は南部神楽としてのものになっています。
翁の言い立ては
〽 さて 天竺は萬代を生きる亀 甲羅に千歳さんとの星の山を頂いて 万刧をふるとかや
さて 我が朝の鶴 千万歳をうとうて この所に参り萬のお祝い申さんと
百歳は臼歯 二百歳は年のさかりとなり
黒髪は白髪となり 真白髪は老楽となる 老楽はきにかえるとかや
春咲きそめし花の色 秋は実りて冬までも実は落ちず
かの光つる諸神聖は七世の孫に 逢うたるための目出度さよ
長寿を願う祝詞を述べて 後は早拍子の崩し舞にて舞納めます
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