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2023.03.05 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

衣川小学校み神楽有志「み神楽」@2023南股芸能まつり2023

さて本日からは、2023年2月26日に奥州市衣川南股地区センターにて行なわれた南股芸能まつり2023についてのリポートです。
コロナ禍で開催が見送られてきたということですが、私自身この上演会に訪問するのは2018年以来です。
南股地区センターは、旧南股小学校の校舎を再利用したものですが、体育館内には小学校当時の卒業制作壁画などが綺麗に残っていて、地域の皆さんの学校に寄せる思いが詰め込まれた地区センターなのだなと思いました。

といったところで、最初は地元の衣川小学校み神楽有志でみ神楽です。

胴取は指導をしている大森神楽の佐藤吉訓さんです。



衣川小学校 み神楽有志について当日パンフレットより

「衣川小学校大森分校の教師として赴任した故佐々木久雄氏(直木賞作 家の三好京三氏)が、 旧衣川村教育長で大原神楽師匠の故小坂盛雄氏との話し合 いにより、僻地と言うハンデから引っ込み思案になりがちな子供達に自信を持たせよ うと、昭和45年(1970年)、 『大森子供神楽』を発足。 大原神楽が指導に当たりまし た。
平成10年(1998年)に大森分校が廃校、 本校に統合されたことで、 伝統芸能とし て衣川小学校に引き継がれました。
平成18年(2006年)に、 北股小、 南股小、 衣川小の三小学校の統合に際して、 伝統芸能の学習が、 三校で異なる (北股小は大平念仏剣舞、南股小は川内神楽、 衣川小は大森神楽)ことを話し合いで調整した結果、 新しい衣川小学校では、大森 神楽保存会の指導で、 み神楽を継続することになり、 現在に至っています。」
ということです。

さて「み神楽」

衣川小学校では神楽の幕出し歌も子どもたちが担います。

〽 センヤーハー 古の 神のや 始めに み神楽を 

20230226101048IMG_3691.jpg


また、鶏舞の由来については次のとおりとしています。

「天照大御神が天の岩戸に閉じこもり、 世界から光が失われ、 闇に包まれた時に集 まった鶏が、 岩戸が開かれ光がもどると、一斉に飛び喜び舞ったという古事から始まったと言われます。」

20230226101520IMG_3702.jpg

動画でどうぞ



テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2023.03.05 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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