狼ヶ志田神楽「御神楽」@2022第34回全日本農はだてのつどい
さて本日は、2023年2月11日に行なわれた第34回全日本農はだてのつどいから狼ヶ志田神楽で御神楽です。
このイベントもコロナ禍で3年ぶりに開催されたものです。
農はだてのつどいは、1年の農業の豊作と農業の安全を祈って行われていた年中行事「農はだて」を再興し、日本古来の文化の素晴らしさを見直すことを目的として、平成2年から開催しているようです。
今年は規模縮小ながら盛大に開催されました。関係各位のご尽力に感謝申し上げます。
というところで、祭りを盛り上げる芸能ステージから狼ヶ志田神楽です。
その前に狼ヶ志田神楽の由来について
「狼ヶ志田神楽は、文久元年神楽の祖、菅原甚太郎、菅原新右エ門、菅原今朝吉、小野寺長蔵等が、小山、中沢神楽の本庄板太郎より山伏神楽を伝授された。
明治二十五年十一月、菅原甚太郎が上昼沢佐藤家を通して達古袋と縁組をしたことから、西磐井郡萩荘村達古袋阿部徳太郎、小岩彦三郎両師匠より達古袋神楽を伝授された。
達古袋神楽は、達古袋に永住した羽黒山系山伏一七代元道常学院相模坊が指導したと言われる。
大正五年二の台、養ヶ森、大正八年恩俗、衣川雲南田等に狼ヶ志田神楽を伝授している。
明治二五年初代庭元菅原甚太郎より昭和四四年九代庭元青沼松男に引継がれている。」
現在の代表は高橋先雄さんです。
この日の御神楽は、狼ヶ志田神楽の神楽教室に入門している若き女子4名による颯爽とした舞。
農はだては、その年の稲作習俗の始めであり、今年の作柄の吉凶を占う行事から派生して豊作の予祝行事となったもの。
その神事の神賑行事の神楽は欠くべからずというものです。
動画でどうぞ
