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2023.02.09 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

宿大乗神楽「七五三切り」@2022江刺民俗芸能フェスティバル2022

さて本日は、第33回江刺神楽大会から

さて本日は、2022年11月27日に行なわれた江刺民俗芸能フェスティバル2022からゲスト出演の北上市二子町の宿大乗神楽で七五三切り(しめきり)です。

その前に、宿大乗神楽の由来について

「嘉永元年(1848)、宮城県遠田郡涌谷箆岳の箆峰寺から南笹間(花巻市)の万法院に伝えられ、万法院から村崎野妙法院(天照御祖神社・伊勢神社)に伝えられ、明治30年に村崎野妙法院から二子八幡の妙泉院(二子八幡神社)に伝えられました。
明治34年に村崎野大乗神楽初代和田永全法印から、二子下宿の千田行全法印に榊舞が伝承され、宿大乗神楽として発祥しました。
その後、大正13年に2代目庭元川辺瑞全(宇介)、昭和44年に3代目庭元千田瑶全(貞三)、昭和54年に4代目庭元千田善弘法嗣(善弘)、平成22年に5代目庭元及川善和浄土(和生)として引き継がれています。」

とあります。現在の代表者は及川和生さんです。



七五三切舞は采をかぶった直面の三人の舞で、扇・錫杖・帯刀で舞います。

20221127114932IMG_2223.jpg

解説では
「天の岩戸の前に張った注連縄を切る歳殺神・黄幡神・豹尾神の三神の舞いとされ、本地仏は、歳殺神が千手観音、黄幡神は胎蔵界大日如来、豹尾神は金剛界大日如来とされます。
三人が抜刀して太刀くぐりをします。
この神達は、牛頭天王の八人の子供の神で八方位の吉凶神です。
この様に慈悲深く智慧ある仏達が、凶神の姿で天の岩戸の注連縄を切り落とす設定と考えられます。」

とあります。

20221127115632IMG_2231.jpg

最後は一人舞となり、振り太刀で舞い納めます。

20221127115804IMG_2232.jpg

動画でどうぞ


テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2023.02.09 |

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祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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