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2023.02.08 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリシシ踊り

奥山行山流増沢鹿踊「礼庭」@2022江刺民俗芸能フェスティバル2022

さて本日は、2022年11月27日に行なわれた江刺民俗芸能フェスティバル2022から奥山行山流増沢鹿踊で礼庭です。

増沢鹿踊の由来について

「文政10年(1827)8月、伊手村二渡(現奥州市江刺伊手)地ノ神の師匠吉衛門から伝授された。
現在13代目が受け継ぎ増沢郷土芸能保存会の鹿踊部として活動している。」

ということです。現在の代表は菊地清さんです。



礼庭踊りは、神仏に祈願感謝し、礼に始まり例に終わる踊り。自らが囃し歌い踊る。
勇壮活発に舞い足並みの揃うところが見どころ。

中盤の三人狂から一人狂、そして中立の庭まわりまで、緊迫感があって息をつかせぬ見事な踊りです。

20221127113110IMG_2210.jpg

保持する演目は、礼庭、女鹿狂い、案山子踊り、鉄砲踊りとなっています。

装束の特長は、前幕の両側に行山の文字と井桁に九曜紋の喉印、それに日の丸扇や鶴丸と倶利伽羅紋などでしょうか。
大口袴の前紋は矢車紋が入り、背面は唐獅子牡丹。流しには神功皇后と武内宿禰命の出陣図が描かれている。

地元の新山神社では3年祭に奉納があるそうですが、祭りの場でも見てみたい思います。

20221127113846IMG_2217.jpg

動画でどうぞ

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2023.02.08 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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