本郷こども神楽「翁舞」@2023第41回藤沢町子ども郷土芸能発表会
さて本日からは、2023年1月15日に一関市藤沢町の縄文ホールにて行なわれた第41回藤沢町子ども郷土芸能発表会のリポートです。
このこども郷土芸能発表会は、旧藤沢町で子どもたちの郷土芸能継承を促進する目的で昭和57年から取り組まれているものです。他に先駆けて継承の取り組みを進めてきた成果が今も続いていることに敬意を表します。
ということで最初は本郷神楽保存会の指導を受けて伝承活動に取り組んでいる本郷こども神楽で翁舞です。
翁舞は神楽の最初に舞う神降ろしの舞とされ、神楽の場を浄め、世の安寧と繁栄を祝し、長寿の象徴である白翁が神々を迎える意がこめられています。
幕出し歌は
〽 松を尋ぬるに 双葉の松を尋ぬるに 尋ぬるに
本郷神楽では、翁舞と三番叟を式舞と位置づけているとうことです。
この式舞を奉納した後に神舞や段事(科白神楽)をするというしきたりです。
この日の舞手は中学1年生です。
南部神楽の演目の中でも難しい祈祷舞ですが、舞ばかりでなくコワもしっかりとしていて感心させられます。
動画でどうぞ
