下条和賀大乗神楽「神下し、権現舞」@2022新春大乗神楽公演
さて本日からは、2023年1月8日に北上市鬼の館で行なわれた新春大乗神楽公演のリポートとなります。
大乗神楽の公演機会を通して大乗神楽の発信と継承活動に力を入れている大乗神楽保存会連絡協議会の主催で行われました。コロナ禍でこの2年は中止や延期を余儀なくされてきましたが、今回は事前予約や人数制限(40人)などの対策を講じての開催となりました。
ということで最初は神楽の場に神様を招き寄せる神降ろしの奏楽と権現舞です、担当したのは下条和賀大乗神楽でした。
下条和賀大乗神楽の由来について
「昭和50年代に北上市二子町小鳥崎集落の小笠原与三郎、小笠原賢光を師匠に権現舞と下舞を伝授した。
保存会は昭和57年に結成し、以来、地元神社奉納や部落内の門付けをしている。」ということです。
下舞から
下条和賀大乗神楽は、北上市の北鬼柳地区の下条集落に伝承されている神楽で、地元の八幡神社や白山神社祭典、3月15日の火防祭の門付けなどを通して集落内の安寧を権現様を奉じて祈祷している。
別当によるあげもので祈祷をし、正月にあたって悪魔を祓うような歯打ちの音が館内に響き渡りました。
動画でどうぞ
