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2022.11.27 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリシシ踊り

行山流舞川鹿子躍「二人舞」@2022民俗芸能による祈りと絆

さて本日は、2022年11月5日に行なわれた民俗芸能による祈りと絆から行山流舞川鹿子躍で二人舞です。

その前に舞川鹿子躍さんの由来について

「行山流鹿踊の始祖伊東伴内持遠が宮城県本吉郡水戸辺村に勤仕していた折に配下の者の心得として伝えた鹿踊が、次第に周辺集落にも伝承され、今の岩手県内で最初に伝承されたのが六代目相川村馬洗淵の吉田猪太郎だった。その吉田猪太郎を基点として一関地方から胆沢地方に広く伝授され、岩手県南部の太鼓系鹿踊の元祖的位置にある。」

で、現在の代表は橋階敏男さんです。

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入り込んで輪踊りになりながら歌掛けとなる

〽 今年の稲穂は 八穂で百石 八穂で百石

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二人舞は、雌鹿を求めて二頭の雄鹿が勇壮に踊り争う様を表している

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雄鹿同士が角を突き合わせるが、思いもよらず深い霧となったため雌鹿を見失い、互いに勝負は引き分けになるという筋立て

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鹿唄

〽 我が殿は たかをそらして奥山に 鳴りを沈め 鈴の音聞け
   鹿子とすえれば 頭ふる兎とすえれば みはね跳ねそうろ
   一つ跳ねろや キリギリス 続いて跳ねろ 綾の機織
   思わぬ外のや 霜降りて ここで女鹿子 隠しとられた



動画でどうぞ.

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2022.11.27 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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