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2022.11.03 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

狼ヶ志田神楽「五條橋」@2022南部神楽鑑賞会

さて本日は、2022年10月29日に行なわれた南部神楽鑑賞会から狼ヶ志田神楽で五條橋です。

その前に、狼ヶ志田神楽さんの由来について

「狼ヶ志田神楽は、文久元年神楽の祖、菅原甚太郎、菅原新右エ門、菅原今朝吉、小野寺長蔵等が、小山、中沢神楽の本庄板太郎より山伏神楽を伝授された。
明治二十五年十一月、菅原甚太郎が上昼沢佐藤家を通して達古袋と縁組をしたことから、西磐井郡萩荘村達古袋阿部徳太郎、小岩彦三郎両師匠より達古袋神楽を伝授された。
達古袋神楽は、達古袋に永住した羽黒山系山伏一七代元道常学院相模坊が指導したと言われる。
大正五年二の台、菱ヶ森、大正八年恩俗、衣川雲南田等に狼ヶ志田神楽を伝授している。
明治二五年初代庭元菅原甚太郎より昭和四四年九代庭元青沼松男に引継がれている。」

ということですが、現在の代表は高橋先雄さんです。



さて演目はお馴染みの牛若丸弁慶の五條の橋での出会いの場です。

武蔵坊弁慶が千本の太刀を集めようと京都五條の橋で待ち伏せます。

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そこへ、源氏再興を期していた源義経が屈強な武士ならば是非にでも伴に加えようと五條の橋にやって来ます。

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弁慶と牛若丸が、五條の橋の上で剣戟を繰り広げます。

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牛若丸は鞍馬山で修行した法術を駆使して大男の弁慶を翻弄し、ついには弁慶の薙刀の上に乗って「命惜しくば名を名のれ」と一喝。弁慶は牛若丸の前に平伏すことになります。

そして、共に藤原秀衡の居城である平泉を指して旅立つことになるという話です。

20221029140140IMG_0661.jpg

動画でどうぞ


テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2022.11.03 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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