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2022.11.29 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

牧澤神楽「敦盛妻別れ」@2022民俗芸能による祈りと絆

さて本日は、2022年11月5日に行なわれた民俗芸能による祈りと絆から牧澤神楽で敦盛妻別れです。

その前に、牧澤神楽さんの由来について定本より

「明治42年秋、牧沢部落にある八幡神社の秋季例祭に、西磐井郡山目村赤荻笹谷神楽を奉納した。
この神楽のすばらしさにひかれ部落の八幡神社の奉納神楽を組織しようと相談した。
阿部繁雄他八人が世話人となり、西磐井郡金沢村、飯倉神楽より菅原貞四郎、菅原惺、高橋衛、岩渕惣之進等の師匠を招いて神楽の指導を受け、牧沢神楽を創設した。
初代庭元阿部繁雄、二代阿部繁美、三代阿部繁行である。」

とありますが、昭和末期に中断した。その後真滝中学校で鶏舞を指導された子供たちが成長し平成14年に再結成した、現代の代表者は阿部繁行さんです。



演目の敦盛・玉織別れの場は源平の戦いの一の谷合戦で窮地に追い込まれた平家方の若将敦盛が、自らの妻である玉織に別れを告げる場面です

無冠の太夫 平敦盛

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敦盛の妻 玉織姫

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忍び寄る源氏の兵士に怯えながら身籠った玉織姫に自分の死後のことを言い聞かせます。
生まれた子が男なら黄金造りの太刀を形見にし、女の子が生まれたら十一面観音のお守りを授けるようにと渡して別れます。

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動画でどうぞ


テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2022.11.29 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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