幸田神楽「裏三番翁舞」@2022幸田神楽鑑賞会
さて本日は、2022年8月28日に行なわれた幸田神楽鑑賞会から幸田神楽で裏三番翁舞です。
裏三番翁舞は、三番叟の裏舞で、蛭子命と淡島命の二神の舞としている。
雲張り 〽 吉が野に 吉が野に 日は照とも つねに丹誠なる滝の水
最初に黒尉面をつけた蛭子命が舞出る。
蛭子命は淡島命に対して色々と処世の道を教えようとした
黒尉面が一舞すると、白い道化面をつけた淡島命が出る
がしかし、若い頃の淡島命は道楽者で、覚えようともしなかった。
やがて黒尉面が去り一人となった淡島命が蛭子命の教えを真似ようとするが難しく、改めて蛭子命の有り難さを知ることとなる。
その後、淡島命は修行を重ね後には淡島大明神となって性病禁厭、医薬の神となって人々を救う神となった。
そういう訳で、この舞は親あるいは師の教えを真摯に受けて修行に励めよとの人生訓でもあるようです。
動画でどうぞ
