大償神楽「権現舞」@2022早池峰神社例大祭宵宮
さて本日は、2022年7月31日に行なわれた早池峰神社例大祭宵宮から大償神楽で権現舞です。
コロナ禍で2年ぶりに奉納された早池峰神社宵宮の神楽ですが、いよいよ最期の権現舞。
昔日ですと日付の変わる頃まで神楽番組が連ねられたということですが、神社宵宮の本質は夜籠りにある訳ですので、夜っぴて起きていて神楽祈祷に寄り集うのが本来のあり方かと思う。
とはいえ、現代においては神楽による祈願成就のために訪れる者と、神楽を楽しむために集うものとが混在するが、こと神楽を愛する気持ちに変わりはない。善き哉。
で、最初は下舞から入ります。
ところで、岳の権現様と大償の権現様について、こんな逸話が膾炙されている
「大償神社の別当家には,長享2年(1488)の神楽伝授書の写しが残っています。岳と大償の神楽(かぐら)は昔から比べられることが多く、「表舞(まい)」と「裏(うら)舞(まい)」とか、「男舞(まい)」と「女舞(まい)」とかいわれていました。また、岳の権現(ごんげん)さんは耳がない、大償の権現(ごんげん)さんは舌がない、といわれていて、このことは使うお面に現れています。
大償神楽(おおつぐないかぐら)は7拍子(びょうし)の踊(おど)りなので、「優雅(ゆうが)な舞(まい)」といわれています。」
ということです。
で、とりあえず中原やってみる
