外山鹿踊「八幡、荒神、稲荷神社参拝」@2022外山不動尊神社例祭
さて本日は、2022年7月24日に行なわれた外山不動尊神社例祭での神社参拝の様子についてです。
集会所での公演の後に、鹿頭と太鼓は軽トラックに積み込み、鹿踊連中一行は歩いて集落の八幡神社、荒神神社、稲荷神社を諄に参拝しました。
最初は、外山不動神社別当宅の隣家にて、八幡神社への参拝
外山鹿踊の鹿頭の建物には各神社の社名が彫られてありますが、八幡の文字もあります。
最後にお礼の誉め唄です。
次に参拝したのは荒神神社で、神社は別当家裏手の小高い山の中腹に鎮座しています。
外山の各神社には奉納された幡が掲げられていましたが、全てに「南無妙法蓮華経 ○○神社」と墨書されています、神仏習合でしょうか。
さて、稲荷神社の鳥居に向かって片すくい入羽
キンコ振りの先頭の男の子は、ここでの奉納に自分から進んで加わりました 頼もしいですね
次に稲荷神社 ここも趣のあるお社です。
外山鹿踊の神社参拝では、入羽で舞い込むと、五首の参拝の唄を上げて、唄い終わると踊りが始まる。
〽 かしわしわ くまんばやしの くちわどり
鳴りをしずめて 唄のりを聞け
〽 このごろは 参る参ると 思うたとも
橋は引き橋 とぶにとばれぬ
〽 参り来て この社を 見申せば
みかさ七里は 黄金なるもの
〽 月光には箆と杓子を 賜りて
捧げ参りて 国のお土産
〽 ししこしの竹 やまし竹
節を揃えて きりをこまかに
ちなみに最初の唄について大槌町小鎚の徳並鹿子踊では次のようです。
〽 かしまでは 九万林のくづわ取り
なりをしずめて 歌のりを聞け
笛太鼓の囃子を聞いて近所の皆さんも道端に出て参拝を見守ります
げに長閑けき祭りの風情
動画でどうぞ
