早池峰岳流更木神楽「裏岩戸開き」@2022第39回みちのく神楽大会
さて本日は、2022年7月3日に行なわれた第39回みちのく神楽大会から早池峰岳流更木神楽で裏岩戸開きです。
その前に更木神楽の由来について「北上民俗芸能総覧」より抜粋
「早池峰岳流の流れを汲む山伏神楽である。元禄元年(1688)に岳神楽から伝承された八幡神楽(石鳥谷町)が松林寺神楽、浮田神楽、大瀬川神楽、西宮野目神楽、成田神楽に伝授。更木神楽は成田神楽から慶応三年(1867)に伝授された。
習い始めたのは嘉永二年(1849)と伝える。当時は西田神楽と呼ばれ、この名称が昭和二十年頃まで続いた。
初代は沢田重之助、二代駒込勇太郎、三代千田常吉、四代藤村常松、五代平野繁太郎、六代平野佐重郎、七代遠藤長寿、八代八重樫喜一。
明治初年に花巻市太田の太田神楽に、.明治十七年に花巻市笹間の宇南神楽に伝授した。
更木神楽は八天の八森神社の附属神楽であり、権現舞の体幕に八森神社の名号を染め抜いている」
とあります。現在の庭元は伊藤豪さんです。
さて、裏岩戸開きは別名本岩戸開き。五神の舞となっている。
天児屋根命 千代の御神楽の由来を尋ねるに~
天鈿女命 巫女舞を一舞して座になおる
手力雄命 天思兼命 続けて出て四神で一舞
そして天照大神の出現となる
めでたく世の中が明るくなったことを寿ぎ、千代の御神楽くずし舞にて舞い納めます
動画でどうぞ
