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2022.06.18 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

赤谷神楽「鞍馬山の牛若丸」@2022第16回神楽共演石越大会

さて本日は、2022年6月12日に行なわれた第16回神楽共演石越大会から赤谷神楽で鞍馬山の牛若丸です。

その前に、赤谷神楽の由来について

「明治二六年、鈴木築吉が庭元となり岩手県西磐井郡花泉町、上油田神楽の佐藤和三郎師匠の指導により、橋向神楽を創設する。
昭和二六年、工藤文市が庭元となり内容の充実を図り、赤谷神楽と改称した。
初代庭元鈴木蕊吉、現在の庭元工藤貞夫は五代目である。」

ということなそうです。現在の代表は工藤智徳さんです。

胴を取るのは工藤貞夫さんです。工藤さんは、この神楽共演石越大会の実行委員長をされています。



演目は源義経が幼少期を過ごした京都の鞍馬山で天狗相手に修行を積み、源氏再興に励んだ日々の物語です。

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そこで愛宕山の天狗 太郎坊と

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熊野山の次郎坊とで

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剣術くらべをすることになりました。

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そこへ大天狗が割って入り、仲裁をする

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めでたく兵法を修めたことを祝って千代の御神楽を舞い遊ぶべしとなります。
赤谷神楽独特の崩し舞ですが、赤谷神楽では伴躍(こおどり)と称しているということでした。
「伴躍りとは、劇神楽の終わりに舞う神楽であり、舞台の四方を祓い清め、次に舞う神楽人の安全を祈願する舞でもあります。
この躍りは神楽を舞うときの手さばきや、足さばきの元となる舞であり、神楽に欠かせない基本の躍りでもある」ということです。

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動画でどうぞ


テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2022.06.18 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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