行山流角懸鹿躍「礼庭」@2022えさし藤原の郷公演
さて本日は、2022年5月15日に行なわれたえさし藤原の郷公演から行山流角懸鹿躍で礼庭です。
その前に行山流角懸鹿躍の由来について
「奥州市江刺玉里地区で活動する角懸鹿躍は、文久3年 (1863)伊手地ノ神より角懸村上尾の万平、久米蔵、与吉、孫太郎らが伝授を受け始まりました。土尾屋敷の幸八が2代目を継承するも、その後昭和の戦中戦後50年間は事情により中断していました。しかし昭和56年(1981)3月に第7代として菊池金夫が鹿躍を復活させ、現在9代目として菊池淳氏が継承しています。」ということです。
また、踊組の中心となる「中立」の流しには、行山流山口派を象徴する和歌が染められています。
上演可能な演目は、礼庭(中立狂い、三人狂い、四人狂い、女鹿狂い、はねこみ、ひきはか)、役踊(案山子踊り、女鹿隠し、鉄砲踊り、三光の儀)となっているようです。
数種の狂い踊りもみごとです
角懸鹿踊では早くから伝承地元以外からの踊り参加を募って活動をしており、今では江刺の鹿踊の形態の先駆けともいえる活動を推進しています。
動画でどうぞ
