小鳥崎さんさ踊り@2022展勝地さくらまつり民俗芸能公演
さて本日は、2022年4月16日に行なわれた展勝地さくらまつり民俗芸能公演から小鳥崎さんさ踊りです。
由来について「北上民俗芸能総覧」より
「さんさ踊りは盛岡市を中心に旧南部領内に普及した盆行事の芸能であり、南部と伊達の領境地のある北上市が南限である。小鳥崎集落(北上市二子町)には、明治の後期に紫波町彦部から嫁入りした人によって広められたと言われている。」
ということです。
盛岡周辺から始まったさんさ踊りでは、笛太鼓の囃子方も踊り手と一緒になって踊り跳ねるのが特徴ですが、小鳥崎さんさ踊りでは、輪踊りの中央に太鼓を据えて二人で叩く。
北上市内のさんさ踊りは、江釣子の全明寺盆踊にルーツを持つ団体とは一線を劃して、盛岡周辺の古態を残した芸風となっている。
演目は、二つ三つ、両ふり、ハラハラ、キキカコ、花輪、手打、組踊り、ジョイワ、空ふきん、の九つであるが、現在はそのうち七演目を伝承している。
また、小鳥崎さんさ踊りは昭和44年の第八回みちのく芸能まつりにおいて市民の盆踊りに取り上げられ、市民が参加できるさんさ踊りパレードにアレンジされて前夜祭を大いに盛り上げた。
〽 さんさ踊りのヤーハエ始まるときは 箆も杓子も手につかぬサンサヨー
今年こそみちのく芸能まつりが盛大に開催されて、市民パレードの先頭を飾るさんさ踊りが見たいものです
動画でどうぞ
