黒岩鬼剣舞「八人加護」@2022展勝地さくらまつり民俗芸能公演
さて本日は、2022年4月9日に行なわれた展勝地さくらまつり民俗芸能公演から黒岩鬼剣舞で八人加護です。
黒岩鬼剣舞の由来について
「(北上市)黒岩の三坊木、舘地区(三舘地区)の住民が、平成14年(2002年)に二子鬼剣舞初代庭元及川充氏から指導を受けて始まった。
三舘鬼剣舞保存会を創立し、会長に小原藤一、鬼剣舞代表に多田実が就任した。
三舘鬼剣舞が創立10周年の節目を迎えるに当たり、平成23年2月に黒岩鬼剣舞と改名し、同時に二子鬼剣舞より二子流黒岩鬼剣舞の認定を授与された。
平成24年3月二子鬼剣舞2代目庭元及川栄悦氏より、黒岩鬼剣舞代表多田実に秘伝書相伝と黒岩鬼剣舞初代庭元と認める認定証が授与された。」
ということです。
岩崎鬼剣舞から滑田に伝わったのが明治30年、そこから二子に伝わったのが昭和26年ということで、黒岩鬼剣舞さんはいわゆる滑田系ということです。
八人加護は、八人の鬼が扇と金剛杖を持って振り込み、一舞する。
次に扇と金剛杖を後腰に刺して、素手で舞い、後に抜刀して刀舞となる。
風流踊りとしての鬼剣舞は、見ている者を惹きつける要素も肝要で、その点でいえば例えばこの刀潜りなどはうまく考案された演出といえる。もとをただせば神楽の龍殿などの所作が基になったと推察される。
動画でどうぞ
