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2022.03.10 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

佐比内しし踊り@2007遠野上郷まつり

さて本日は、2007年6月17日に行なわれた遠野上郷まつりから佐比内しし踊りです。

佐比内しし踊りの由来は「遠野の郷土芸能」より

「板沢しし踊りから伝授されたといわれている。口伝によると、その昔南部公時代に城屋敷に上り踊るとあることから、古くからあったと考えられる。また、万延元年(1860)に佐比内高炉建設の際、山神祭に佐比内からしし踊りが来たとの話もある。
明治二十年(1887)小林清左衛門・三木清之助の両名が駒木鹿子踊りから改めて伝授される。
明治三十八年(1905)、本家鹿子踊からあまりの上達のため、「本家違鎌」の建物を貰い受けた」とあります。



踊りの演目は、綱入端(ぶっこみ)、御庭誉め、屋柄誉め、誓め踊り、 草入れ、膝立て入端、 丸入端、小切り、花踊り、柱がかり、女じし狂い、四度走入端、がわ踊り(山の神入端、鳴り神入端、御神楽、 回り入端、違い入端、四つ跳ね、八つ入端)、日入端、引き端、納め通り、太刀振り踊り、後すがり。

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コロナ禍でも遠野のしし踊りはいくつか奉納上演を見てきたが、感染症対策で小躍りの子どもたちはほとんど出演がなかった。
それだけに、この頃のように子どもたちも沢山踊るしし踊りが早く見たいものだ。
何よりこの日は、しし踊りの子どもたちが本部テント前にくると地元のみなさんから大きな声援や拍手が送られた。
踊り手も観客も一体となった集落の絆としての祭が復興される日を待ちわびる今日このごろです。

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動画でどうぞ


テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2022.03.10 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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