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2022.01.26 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリシシ踊り

行山流角懸鹿躍「案山子踊り」@2021江刺民俗芸能フェスティバル

さて本日は、2021年11月28日に行なわれた江刺民俗芸能フェスティバルから行山流角懸鹿躍で案山子踊りです。

その前に行山流角懸鹿躍の由来について当日プログラム等より

「奥州市江刺玉里地区で活動する角懸鹿躍は、文久3年 (1863)伊手地ノ神より角懸村上尾の万平、久米蔵、与吉、孫太郎らが伝授を受け始まりました。土尾屋敷の幸八が2代目を継承するも、その後昭和の戦中戦後50年間は事情により中断していました。しかし昭和56年(1981)3月に第7代として菊池金夫が鹿躍を復活させ、現在9代目として菊池淳氏が継承しています。」ということです。

 また、踊組の中心となる「中立」の流しには、行山流山口派を象徴する和歌が染められています。
 上演可能な演目は、礼庭(中立狂い、三人狂い、四人狂い、女鹿狂い、はねこみ、ひきはか)、役踊(案山子踊り、女鹿隠し、鉄砲踊り、三光の儀)となっているようです。



案山子踊りは、野に遊ぶ鹿たちが案山子を見つけて驚きながらも遊ぶ姿を表している

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太鼓の縁絡みのみの静かな音の中で、鹿達が恐る恐る近づきつつ離れ、やがてリーダー格の鹿が案山子の笠を飛ばして落とす

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何事もないことを確かめると、鹿たちの喜びの踊りとなる

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中立ちの太鼓の撥や足裁きが細やかなのも特徴、最後まで気合の籠もった踊りでした。

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動画でどうぞ

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2022.01.26 |

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祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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