狼ヶ志田神楽「田村二代」@2021江刺民俗芸能フェスティバル
さて本日は、2021年11月28日に行なわれた江刺民俗芸能フェスティバルから狼ヶ志田神楽で田村二代です。
その前に、狼ヶ志田神楽さんの由来について定本より
「狼ヶ志田神楽は、文久元年神楽の祖、菅原甚太郎、菅原新右エ門、菅原今朝吉、小野寺長蔵等が、小山、中沢神楽の本庄板太郎より山伏神楽を伝授された。
明治二十五年十一月、菅原甚太郎が上昼沢佐藤家を通して達古袋と縁組をしたことから、西磐井郡萩荘村達古袋阿部徳太郎、小岩彦三郎両師匠より達古袋神楽を伝授された。
達古袋神楽は、達古袋に永住した羽黒山系山伏一七代元道常学院相模坊が指導したと言われる。
大正五年二の台、菱ヶ森、大正八年恩俗、衣川雲南田等に狼ヶ志田神楽を伝授している。
明治二五年初代庭元菅原甚太郎より昭和四四年九代庭元青沼松男に引継がれている。」
現在の代表は高橋先雄さんです。
田村二代は田村三代記の中の田村利光の活躍を描いた場面です。
孝謙天皇から今瀬が渕に住む悪龍を退治せよと勅命がくだり、配下とともに赴き見事退治するという物語です。
ネリの調子で田村利光、霞の源太盛純、海老名源八が進み出る
山城国尾瀬の郡を流れる加茂川と桂川の合流する今瀬ケ淵に棲む二十尋あまりの悪龍に戦いを挑む
悪龍が現れて暴れ回ります
激しい立ち回りも見どころです
海老名源八がついに悪龍を退治します
ついに悪龍を討伐し、めでたく千代の御神楽の崩し舞です。
迫力あります。
動画でどうぞ
