城山虎舞@2021三陸御社地天満宮竣工祭
早いもので今年もあと数時間を残すばかりとなりました。
今年もコロナ禍に明け暮れた1年となりました。
山車を繰り出して大勢で引き回す祭や人と人が密接に行き交う祭はすべてちゅうしとなりましたが、それでも知恵を絞ってやれる部分はやっていかなければという継承の意を込めた取り組みも沢山ありました。
正に祭こそ人々を勇気づけ、絆を結ぶ大切な人生の糧だと感じました。決して不要不急のものではないと。
ということで、今年の締めは虎舞です。
さて本日は、2021年11月20日に行なわれた三陸御社地天満宮竣工祭から城山虎舞です。
城山虎舞の由来にについて「大槌の郷土芸能」(2015年)より
平成8年に町内の若者達が釜石市の尾崎町虎舞から指導を受けて活動を始めた。
平成14年より町内の栄町、須賀町地域を拠点に活動していたが、東日本大震災の津波で虎舞会館が道具もろとも流失した。
2011年4月に残された道具類を町内の虎舞団体と共有しながら「大槌虎舞」として被災者を励まし続けた。
一方、大きな支援を受けてきたお礼に全国各地や海外に出向いて演じ、感謝と復興への誓いを訴えてきた」
ということです。
大迫力の笹喰み
最後は俵積唄の手踊りで舞納めます。
なお、城山虎舞さんは来年1月3日にイトーヨーカドー花巻店にて郷土芸能祝舞に出演なそうです。
午前の部 10:30~ 午後の分 13:30~ 二回公演ということですので、皆さん是非応援に来てください、私も取材に参ります。
最後になりましたが、今年も好き勝手なことを並べ立てた一年でした。
来年も郷土の祭り、東北の民俗芸能を盛り上げるため東奔西走いたしますので、よろしくお願い申し上げますと共に、皆々様にとっても佳き年が舞い込むよう祈念申し上げて大晦日の挨拶と致します。
来年は寅年、虎の威を借りて悪疫退散を祈願したいものです。
動画でどうぞ
