倉沢さんさ踊り@2021第50回東和芸能発表会
さて本日は、2021年11月3日に行なわれた第50回東和芸能発表会から倉沢さんさ踊りです。
由来について
「石鳥谷町新堀(現花巻市)から小山田を経て昭和2年(1927)頃に伝えられたもので、当時の福蔵寺住職祖淳和尚が花祭りで踊ったのが始まりといわれている」ということです。
倉沢といえば倉沢人形歌舞伎が有名ですが、現北上市との境界に近いため様々な芸能が干渉しつつ伝播したものと思います。
個人的には倉沢さんさを拝見するのは2010年の花巻郷土芸能鑑賞会以来です。
取りも直さず継続して踊られていたことに敬意を表しつつ、懐かしい気分で踊りを観ていたしだいです。
伝統的なさんさ踊りは、輪踊りと組踊が基本となっています。
そういった意味では、東和町の倉沢さんさや、その系統上にある宮守村の下郷さんさ踊りはプリミティブな形を残しているさんさ踊り組といえるかもしれない。
動画でどうぞ
