高屋敷神楽「権現舞」@2021縄文ウィーク芸能上演
さて本日は、2021年11月6日に行なわれた縄文ウィーク芸能上演から高屋敷神楽で権現舞です。
一戸町の神楽は一戸の山伏神楽として県無形民俗文化財に指定され、保持団体は高屋敷神楽と中山神楽です。
その他にも町内には女鹿神楽、小友神楽、田中新山社神楽が活動しています。
その中でも高屋敷神楽は歴史の古さと保持演目の多さが特徴です。
高屋敷神楽の源は、上女鹿沢の三明院という山伏にあると言われている。神楽は権現を捧持する山伏の重要な職分でるため、神楽を一人で舞うことは出来なく、12人の神楽男と呼ばれる人が必要だった。三明院が最も近くのまとまった村落である高屋敷の人々に神楽を伝え、神楽男に仕立て上げたのが高屋敷神楽の始まりと言われている。高屋敷地区では、小中校生へより多くの演目を伝承するなど後継者育成にも努めているという。
最初は下舞から
権現様は二戸から八戸地方に同系統のものが多く見られるタイプで獅子幕は黒黄赤の三色で、勇壮に歯打ちを繰り返すのが特徴です。
この日はありませんでしたが、高屋敷j神楽の権現舞では乗り権現という獅子あやしが獅子の背に乗るものや、肩乗りをしての歯打ちをするなど、曲芸的な技も見せます。
動画でどうぞ
