狼ヶ志田神楽「寄せ太鼓 撥車」@2021第46回胆江神楽大会
さて本日からは、2021年10月31日に行なわれた第46回胆江神楽大会についてのリポートになります。
神楽大会に先立って、境内にある神楽碑前で恒例の先人慰霊祭が行われましたが、今年は先ごろ帰幽された先代宮司の千田仁志さんの追悼式が併せて斎行されました。
神楽大会の開催に尽力された前宮司に哀悼の意を表して胆江地方神楽振興協議会会長の及川章さんが追悼の辞を捧げ、神楽組代表一同で黙祷を捧げました。
私も先代宮司には親しくお話をさせていただき、貴重な資料等もいただいたりしただけに心より感謝申し上げる次第です。
さて、胆江神楽大会ですが、本来ならば日高神社の祭典に併せて8月22日に行われるのですが、今年は直前に岩手県緊急事態宣言が出されたためやむなく延期となっていたものです。
感染が落ち着いたので何とか開催できましたが、今回は社務所の中での開催でしたが、アットホームな感じで心和む大会となりました。
最初は神様を神楽の場に招き寄せる寄せ太鼓からです。
今回太鼓を打つのは狼ヶ志田神楽の大師匠青沼先生ではなく、若手の芳賀俊甫さんです。
この芳賀さん、つい1年程前に胆沢に戻ってきたばかりですが、子供の頃に習得した技を見事に再現発展させて抜群の太鼓打ちとなっています。
双手撥車も見事ですので、是非動画でご覧ください。
動画でどうぞ
