遠野郷駒木鹿子踊り@2021遠野八幡宮例大祭奉納
さて本日は、2021年9月15日に行なわれた遠野八幡宮例大祭に奉納された遠野郷駒木鹿子踊りです。
由来について昭和53年刊行の「遠野郷駒木鹿子踊解説」より
「遠野古事記(南部叢書第四冊)によれば、駒木村海上の覚助が熊野参詣の折に京都の、町辻で見物した獅子踊を習い帰り」たという。
この覚助(角助)なるものを菩提寺とされる西教寺で過去帳を調べたところ同じ名前が三人あった。
年代等から推測すると寛保二年(1742)に亡くなった角助ではないかということである。
また、上閉伊郡志(大正2年刊行)においては駒木村の一農夫が遠江国掛川において鹿踊の興行を見てこれを覚えて遠野に持ち帰り、これを掛川踊りと称した。この掛川踊りとは岡崎の獅子踊りのことで、遠野において従前より行われていた鹿踊にこの掛川踊りを調和して潤色して今に至る。
由来遠野において古く鹿踊が行われたことは寛永三年七月十四日鱒沢村の寺に獅子踊興行云々と見ゆるものあるにて知らる、と記されている。」
門がかり
踊りの種類は、通り、庭踊り、大ねり、投げ草、女鹿子狂い、柱がかり、かかし踊り、小切り
この日は。柱がかりまで奉納しておりました。
動画でどうぞ
