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2021.09.08 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

幸田神楽「三番叟」@2021嶋の堂観音奉納

さて本日は、2021年9月5日に行なわれた幸田神楽の嶋の堂観音奉納から三番叟の舞です。

幕出しは

〽 エンヤーハー 葦が野に 葦が野に 日は照とも常に絶えせぬ鳴る滝の水


舞い出たのは蛭子の命



ひとしきりネリの舞が続き 次に三番叟が自らのことを語る詞章となります


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本田安次著「山伏神楽・番楽」の中では、翁舞と三番叟(三番猿楽)は一つの演目で、この三番叟の詞章は、先に舞った翁の沙門語りであったのではないかということです。
すなわち、翁と三番叟自らについて言立て、さらに目出度い詞を並べ立てて祝うという内容になっているということだ。

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三番叟の由来を説く舎文の後

〽 上をみたれば桂川 下を見たれば愛染川とて流れたり

で軽業の所作にて廻ります

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最後は手招きの様をし、幕入りとなる。

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動画でどうぞ

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2021.09.08 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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