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2021.09.04 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

羽山神楽「岩戸開き」@2006第25回みちのく神楽大会

さて本日は、2006年7月30日に行なわれた第25回みちのく神楽大会から羽山神楽で岩戸開きです。

羽山神楽の由来について

「度重なる火災により伝承記録は失われたが、その芸態から早池峰岳神楽の流れを汲むもので勇壮華麗な舞を特徴とする。神楽の由来を伝えるものとして江戸時代後期に書かれたと見える詞章本があり、また小田島宮司家(専蔵院)には文政3年の年記をもつ獅子頭に加えて隠居権現様と称され年代不詳ながらより古い様式をとどめる獅子頭が祀られている。」

ということです。



さて岩戸開き

幕だし歌は 〽 イヨホホー 岩戸出し 

 翁の舞振りにて出る

四方を拝する舞のあとに幕前に立って千代の御神楽の由来を詳しく説く舎文がかかる

  〽 應納 静まり給え 千代の御神楽の由来を詳しく尋ぬるに


20210904000073073.png

ついで手力雄命が出て翁と向かい合って一巡りする

20210904000600800.png

手力雄命が岩戸を開く

〽 天の岩戸押し開くれば 
  胴取の歌で幕が開き、天照皇大神と天思兼命が出て一巡りする


20210904000697530.png

めでたく岩戸が開いた祝に千代の御神楽崩し舞で舞納めます。

岳神楽の系統ですが、様々な点で相違がある岩戸開きで趣があります。

20210904000894059.png

動画でどうぞ

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2021.09.04 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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