大償神楽「諷将」@2006第25回みちのく神楽大会
さて本日は、2006年7月30日に行なわれた第25回みちのく神楽大会から大償神楽で諷将です。
諷将の舞は、ストーリーのない諸難消除・悪魔降伏の祈祷舞ですが、個人的には山伏神楽最高の荒舞に位置づけてます。
この舞は天之尾羽張神の舞とされている。
天之尾羽張とは伊邪那美が迦具土神を生んだ際に、 その火に焼かれて死んでしまったことを悲しみ、怒った伊邪那岐が、 十拳剣を抜いて迦具土神を斬り殺してしまった。その刀剣のことを天之尾羽張という。
後半のクズシ舞は面と鳥兜を取り、双刀を激しく振って四方を打ち祓うとともに、太刀を持ったまま身を回転させるなど山伏の験力を具現する所作も随所に表現する。
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