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2021.09.01 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

八木巻神楽「岩戸開き」@2006第25回みちのく神楽大会

さて本日は、2006年7月30日に行なわれた第25回みちのく神楽大会から八木巻神楽で岩戸開きです。

かなり古いデータなので、画質も音声も貧相ですが、最近はこういったステージものの神楽上演にお目にかかれていないので懐かしさとともに、早くもとのように盛大な神楽大会が開くことができるよう祈念するばかりです。

といったところで、八木巻神楽の由来について

「八木巻神楽は、享禄4年(1531年)、村内の人々が諸霊地を巡拝しておりましたが、紀の国熊野三所大権現より御分霊をいただき、同年に帰郷されてから神社が建立されました。
それから30年ほど経過した永禄7年(1564年)が、八木巻神楽の始まりと伝えられています。
神楽を招いた家には、疫病が入らないという言い伝えにより、大いに招待されました。
しかし、江戸時代の三大飢饉により活動の休止、縮小をせざるを得ない時期もありましたが、昭和7年(1932年)に熊野大権現を八雲神社と改め、旭の又神楽から支援を受けて復活しました。
八木巻神楽は、7拍子で大償神楽流に近い神楽と言われています。」ということのようです。
2020年4月には岩手県の無形文化財に指定された。



翁が八雲起つと書かれた鳥兜を付けて舞出る。
八雲起つとは、まさに素戔嗚尊のことであり、八雲神社の祭神。

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八木巻神楽は、昭和7年に旭の又神楽から伝授されて以降は大償神楽の影響が大きい舞となっていますが、尚古き舞い方を残していると言われています。

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天手力雄命が岩戸を開くと天照皇大神が姿を現す。

2021001112312.jpg

最後はめでたく千代の御神楽くずし舞で舞納めます。

2021001373606.jpg

動画でどうぞ

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2021.09.01 |

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祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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