水沢の二十日盆 乙女川施食法要燈籠流し
さて本日は二十日盆です。
例年水沢では中心部の北側を流れる乙女川で燈籠流しを行っています。
この盆行事は大正15年より始まり、かつては川原小路流燈会などにより連綿と続いてきたが中断した。
その後、平成26年より奥州商工会議所青年部のほか、区内の42歳、25歳厄年連やしゃべりば大町水沢、まちづくり奥州などで構成する奥州乙女川燈籠流し実行委員会により開催されている。
乙女川公園特設会場において初盆・先祖供養により故人をしのぶ行事となっている。
午後6時30分より市内寺院の僧侶により読経が行われ、灯籠法要に集まった親族が次々に焼香をする。
夕闇が濃くなってくる6時45分ごろより実行委員会により行灯舟が、親族により灯籠が川に流される。
灯籠流しや精霊流しなどの送り盆の行事には、お盆に帰ってきた故人が帰っていくことの寂しさや辛さが込められ「あの世との交流の時間との訣別」という意味合いもあるのだろう。
故人が無事極楽浄土へ辿り着くようにと、無事成仏されます様にという願いが伝わってくる二十日盆の燈籠流しでした。
動画でどうぞ 初めて動画にBGM入れてみました。川のせせらぎと虫の声はリアル音声です。
