尾浦青年団「獅子振り」@2017女川町獅子振り披露会
さて本日は、2017年8月6日に行なわれた女川町獅子振り披露会から尾浦青年団で獅子振りです。
尾浦地区は女川町東側の北浦地区にあり、尾浦の旧村社羽黒神社の獅子頭を奉じている。
この尾浦(おうら)の語源について、安永風土記では奈良時代に天竺の千葉大王の息子がこの浜に漂着したことから王浦、後に大浦と呼ばれるようになったということです。
その後に皇子は雄勝半島に移ったことで、移転先が大浜となり、大浦は尾浦になったという。
旧村社の羽黒神社は、女川から尾浦に通じる護天山の頂上付近に羽黒大権現奥之院があったとされ、石浜・桐ケ崎・竹浦・御前浜・指ケ浜などを管掌する修験者が祭祀を修していたという。
尾浦での正月の獅子振りは、現在では1月2日だが、かつては二日がかりで3日まで行った。
獅子頭は神主(別当家)にあり、そこから保福寺に行き、そこで大般若の祈祷の後に獅子振りを舞い、その後に集落を廻って歩く。
尾浦の獅子は赤い獅子頭に緑の幕で、頭を地面すれすれに下げて激しく舞うのが特徴
動画でどうぞ
