寺間伝承行事保存会「獅子振り」@2017女川町獅子振り披露会
さて本日は、2017年8月6日に行なわれた女川町獅子振り披露会から寺間伝承行事保存会で獅子振りです。
寺間は、女川町の東方海上に浮かぶ出島の南側集落である。
出島は「出島行政区」と「寺間行政区」の 2 つに分かれており、それぞれに獅子振りが伝承されてきた。
正月の 2 日と 3 日の 2 日間、出島行政区と寺間行政区のそれぞれの獅子が、各行政区のすべての家をたずねて獅子を振り、無病息災と豊漁を祈願する。
震災前までは各行政区の「実業団」が中心になってそれぞれ獅子振りをおこなっていたが、担い手が減少したので、各行政区が引き継いで主催した。
出島行政区では、実業団から行政区に伝承の主体が移り、各戸(「毎戸」)を回って獅子を振るという従来のかたちではなく、1 か所に住民たちを集めて獅子を振るという形態に移行したが、寺間行政区では「寺間伝承行事保存会」を結成して、保存会で獅子振りを含む寺間の伝承行事の一切を担当するようになった
東日本大震災では寺間行政区の獅子頭や太鼓は「神主」と呼ばれる宮守の家にあずけてあったので、その家屋と一緒に津波で流されてしまった。
それにしてもシシジャラカシの振りがはねこ踊りになってますね
動画でどうぞ
