黒岩鬼剣舞「三人加護」@2021鬼の館芸能公演
さて本日は、2021年6月27日に行なわれた鬼の館芸能公演から黒岩鬼剣舞で最後の演目 三人加護です。
三人加護は滑田系にのみ伝承される踊りで、最初に緑面と赤面の2人が舞い込んで緩い調子で扇舞を踊る。
滑田鬼剣舞ではこれをダイと称している。
続いて白面が背中に幣束を2本差して出る。
ここからオカドの拍子は神楽拍子に変わり、鬼剣舞が神仏混淆の修験者によって編まれたことを彷彿とさせる。
この日は三人加護の終盤で出演した鬼たちが全員揃って総踊りとなりました。壮観です。
最後に幣束を天に投げて舞納める。
この幣束投げは本来は家の軒に飛ばして刺すのだそうです。神楽の山ノ神の幣束飛ばしと同じ悪魔祓いの呪的要素がある。
動画でどうぞ
