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2021.07.04 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリシシ踊り

奥山行山流増沢鹿踊「礼庭」@2021えさし藤原の郷公演

さて本日は、2021年6月27日に行なわれたえさし藤原の郷公演から奥山行山流増沢鹿踊で礼庭です。

祭りの追っかけブログしし踊りフェスティバル その3です。

増沢鹿踊の由来は「江刺の芸能」他より

「文政10年(1827)8月、伊手村二渡(現奥州市江刺区伊手)地ノ神の師匠吉衛門から伝授された。
現在11代目が受け継ぎ増沢郷土芸能保存会の鹿踊部として活動している。」

ということです。現在の代表は菊地清さんです。



入り込みに続いて長歌

〽 参り来て お庭を見申せば 四方四角の 枡形の庭 枡形の庭

中盤の三人狂から一人狂、そして中立の庭まわりまで、緊迫感があって息をつかせぬ見事な踊りです。

IMG_755620210627111134.jpg

保持する演目は、礼庭、女鹿狂い、案山子踊り、鉄砲踊りとなっています。

IMG_757020210627111724.jpg

装束の特長は、前幕の両側に行山の文字と井桁に九曜紋の喉印、それに日の丸扇や鶴丸と倶利伽羅紋などでしょうか。
大口袴の前紋は矢車紋が入り、背面は唐獅子牡丹。流しには神功皇后と武内宿禰命の出陣図が描かれている。

地元の新山神社では3年祭に奉納があるそうですが、祭りの場でも見てみたい思います。

IMG_757620210627111816.jpg

動画でどうぞ


テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2021.07.04 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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