早池峰上柳しし踊り@2021遠野南部神社郷土芸能共演会
さて本日は、2021年5月4日に行なわれた遠野南部神社郷土芸能共演会から早池峰上柳しし踊りです。
遠野のしし踊りがこれだけ揃うのはコロナ禍以降初めてではないかというぐらい感激の共演会でした。
お天気もよく、獅子のカンナガラが風になびいて正に至福のひと時!
ということで、早池峰上柳しし踊りの由来については類家英一郎著「遠野の郷土芸能(上)」より
「上柳しし踊りの由来などは、昭和8年の庭元の火災で焼失したので詳しい由来はわからないが、張山しし踊りとほとんど同じ踊りであり、張山から習ったという言い伝えがある」
というものです。
ということで、その張山しし踊りをはじめ大出早池峰神社の氏子地域には三つのしし踊りがあり、張山、上柳、東禅寺の踊り組が昭和48年に統合して早池峰しし踊りと称する団体となった。
とはいえ、現在も尚それぞれの集落の踊り組として活動しており、早池峰+カッコ付きで演ずるのは秀美に値するかな。
踊り手の構成は常の通り、種フクベ、フクベ振り、中太鼓、刀振り
ここの種フクベさんは、背中の紋章に綾糸だり鈴だり付けてだっけおん カッコイイ!
いんやあ、それにしてもこんたな芸能共演会を開くのは相当の想いがあったづもな。
やらねばやらねたっでええものを、一生懸命考えでやるっ!
その構えに賞賛だ!!!
都会のライブだが公演だがしゃねけんど、この日南部神社にあづまったギャラリーは20人もいね。
そしたら、こういう芸能の上演の場はな~んの、問題もねぐでぎるっすべ。
日本一の田舎度を競う岩手が東京あだりの基準に合わせるごだねっぺ。
動画でどうぞ
