長野しし踊り@2021遠野ふるさと村春まつり
さて本日は、2021年5月4日に行なわれた遠野ふるさと村春まつりから長野しし踊りです。
ここ遠野ふるさと村は、遠野市内から移築された茅葺き民家が農村集落のように建ち並んでいます。
梅や桜が咲いた中での獅子踊りは、正に春の風景に溶け込んでいました。
といった訳で、昨年の秋以来の長野獅子踊りです。
まずは由来について
「其の節東山奥玉の生れ、東山奥丸と云う人御所に奉公の時なり。此の御方記念として始めたる踊なり。この聖武天皇より宝山半月踊と云う名称を賜りて、故郷に帰りて再びはじめ、其れより伝えしは、東山大原長泉寺より興庵篤隆と云う和尚、長野西来院を開創せしが、この時東山五書と云う友を一人連れ来たり、慶長二年(一五九七)の歳東山五書長野に教え、子孫繁栄と踊り伝えた
るものなり。」
とあります。つまり慶長2年に東山大原から小友に来た興庵篤隆のお供の東山五書なる踊り名人が長野にしし踊りを伝承したということです。
コロナ感染症対策で、昨年来は踊る人数を制限しての上演を見てきましたが、この日は久しぶりに子踊りも加わっての賑やかな踊りとなりました。
最後に御花御礼の投げ草です。
動画でどうぞ
